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今日のMASAKI工房

石川県小松市で無垢材(一枚板もあるよ)にこだわった手作り家具工房を営んでます。ドタバタ木工家の日々を綴った工房日記。   オーダー家具だから出来ることもたくさんあります。ぜひのぞいて見てくださいね。

座卓をリフォームする

亡くなったおじいちゃんの座卓を小さなデスクにリフォームできませんか?

そんなご相談があった。

その座卓と言うのがこれ

P1001756.jpg

ん十年ほど前に新築祝いに贈ってもらったものだそうだ。
「すごく高いもの」とのこと。

確かに彫刻とかしてあって、けっこう手が込んだ仕事をしてある

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これをお孫さんが使うパソコンデスクに改造します。

デスクですので、使えるのは天板だけ。
彫刻のある脚はもったいないですが、今回は使えません。

では、早速解体です。

脚と幕板、天板はそれぞれホゾ組で組み立ててありましたが
古くなっていて、ゴムハンマーで軽く叩いただけで、あっと言う間にバラバラです。

P1001764.jpg

次に天板をカットします。
予想通りフラッシュ構造でしたが、ケヤキの単板(タンパン:天板に張ってある薄い無垢材)
は1mm以上はありそうなものでした。

枠組みにベニヤを貼って、真ん中がベコベコしないようにダンボールの桟が入っています。

P1001763.jpg

もったいないですが、そのまま捨てられるより、こうしてリフォームして一部でも残せるのは
良いことだと思います。ね。

で、そのカットした天板は同じケヤキ材で小口を貼ります。
脚はできるだけ色目の似たケヤキを探して、新たに制作します。

P1001767.jpg

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そうして天板と脚を組み立てたら、こんなかわいいケヤキのデスクが出来上がりです。

P1001774.jpg

初めは「捨てようかどうしようか迷っとるげん」とお客様もおっしゃってましたが
こうやって生まれ変わると、「やってよかった」と言って頂けました。

家具のリフォームは正直、手間がかかるし、お金になる仕事じゃないけど
捨てられそうな家具が、こうやってまた使ってもらえるようになると
なんとも言えない気持ちになりますね。

(今回のリフォームで一番大変だったところ
 ・天板の古い塗装を剥がすところです。
  表面はうす?いケヤキの単板を貼ってあるだけなので、
  調子に乗って削りすぎると、中身のベニヤが出てくるからです)




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